
![]() |
タイトル | まぶらほ 〜ふっかつの巻・にし〜 |
| 著者 | 築地俊彦 | |
| イラスト | 駒都え〜じ | |
| 出版 | 富士見ファンタジア | |
| 発売日 | 2005年1月 |
| 執筆者:jade | 評価:B |
| 和樹を巡って繰り広げられる恋愛バトル(?)を綴った短編4本と千早編2本を収録した短編集第9弾。 18〜21話が収録された短編では今回から三人娘(夕菜・玖里子・凜)による和樹を巡る戦いに舞穂も正式参戦。4本のうち2本は4人娘の妄想を具現化させたもの、残りの2本は凜と舞穂にそれぞれスポットをあてたものになっています。 相変わらずキャラは立っているんですが、ストーリーは必ず最後に和樹が貧乏くじを引くといういつもどおりの内容でお約束物の例に漏れず中身がまったくありません。全体の半分近くを千早編が占めるため、今回は余計に物足りなさを感じますね。 かといって千早編は素晴らしいのかと聞かれると首を横に振らざるをえません。千早の魅力であった健康的な明るさはすっかり影を潜め、まるでエロゲの主人公のようなヘタレぶり。とある占い師の魔法によって和樹とデートする夢を見ることになるのですが、彼女は夢の中ですら告白できず自己嫌悪に陥り、さらに塞ぎ込むことになります。 前巻の感想でも書きましたが、ここ最近千早の悲劇性を強調しすぎ。千早を悲劇のヒロインに仕立てあげている感じが鼻について見るに耐えません。その悲劇のヒロインっぽいところが好きって言う人もいるんでしょうが私はどうにも好きになれませんね。 最初からキャラ物と割り切って読んでいるため、読み終わっても特に思うところはありません。相変わらず良い意味(キャラが魅力的)でも悪い意味(ストーリーが無い)でも安定した作品と言えると思います。個人的には千早と玖里子さんさえ出てくれば満足なので特に不満はないんですけどね(笑 あとがきによれば千早編は次で完結とのことなので、千早ファンの私としては次巻の発売が今から楽しみです♪ |
|